*** テキトー絵日記 ***

2011/08/10

「127時間」

with XR18-200mm

暑い!今日はたぶん今年の最高気温を更新したと思う。なにしろ午後から出かけていて部屋に戻ったのが午後7時。その時の室温が32.1度もある。もう外は暗くなっているのに室温32度ですよ。

出かけていたというのは映画「127時間」(←公式サイト)を観に行ってたから。例によってボクはこの映画のことを予告編はもとより、ほとんどの予備知識無しに観た。前もって知っていたことは、一人の青年が山で閉じ込められ、最後の決断をして奇跡の生還を果たすという実話に基づいた映画ということだけだ。ん?これはどこで知ったのかな?たぶん映画館が配布している上映スケジュールに掲載されている短いコメントだろうと思う。

さてこの映画ですが、見終わって感じることは、欧米白人の旺盛な冒険心と、自主独立の心といいましょうか、個々人がいかに高い独立独歩の精神を持ち合わせているかということで、こうなるには子供時代から常に責任のとり方を教えられていたんだろうなと思ってしまいます。もちろん、この場合は映画の元になった実話としての青年一個人の勇気ある態度を賞賛するわけで、これだけで欧米白人全体に話を敷衍するつもりはないのですが、ともかく28歳の彼の行動にはひたすら感服してしまいます。

英語に”Face the music”という言い回しがあります。音楽という言葉を使っておきながら意味は音楽とは全然違っていて”accept the consequences”(結果を受け入れる)ということです。つまり自分がやったことの結果は自分が受け入れるしかないという教えです。この映画を観て、この言い回しを思い出しました。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく