*** テキトー絵日記 ***

2011/08/11

本の話題など

夜のお散歩 with XR18-200mm

久しぶりに古本屋と本屋に行ったらそれぞれ収穫があった。まずは古本屋、ここであれこれ観て回った割には興味を持つものに出会えなかった。代わりに先日読んだ「グロテスク」が面白かったので、桐野夏生の「柔らかな頬」を上下巻それぞれ105円でゲットした。

本屋の方は筋トレ関係の雑誌を立ち読み、旅行外国語のコーナーではスペイン語(キューバ編)というのを座り読み。というのも同じシリーズでスペイン語(スペイン編)というのもあったのでこの2つのスペイン語はどう違うのだろうと興味を持って読んだ。(結果は名物、名所、地名などが違ってるだけで言語としての違いはあまり無かった)(一番の違いは書いてる著者が違うということか)(その昔、NiftyのJAZZフォーラムで、ラテンシンガーの八木啓代さんが「キューバのスペイン語はなまりが酷い」と言っていたのを覚えているので、違いはその辺かもしれない)

それから新書の棚で写真関係の面白そうな本を2冊見つけたので、これを購入した。一冊は「天才アラーキー・写真ノ愛・情」。昔から荒木経惟の本は見つけるとすぐに買ってしまう。1980年頃の彼が書いていた写真教室なんて面白かったなあ。

もう一冊は「森山大道・路上スナップのススメ」。さっきのアラーキーとは反対に森山大道の本を買うのはこれが初めて。実はボクにとっては、彼のブレボケや粒子粗しなどの、いわば森山大道節みたいな作品群は、ちょっと押し付けがましい感じがして今まで敬遠していたから。ただこの本の場合は彼が言葉でもいろいろ語っているので、ちょっと興味を持ったという次第。

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