この青いタクシーが話を繋ぐ鍵となる/画面撮影 with XR18-200mm
例によってYouTubeでいろいろとキューバ音楽のビデオを観ていたら、「MUSICA
CUBANA」というタイトルのドイツ映画があるらしいことが分かった。ん?なにやら面白そうじゃないか。そこでさっそくこの映画のことを調べてみたら、ブエナビスタと同じように音楽ドキュメンタリードラマということが分かった。ちなみに映画はドイツ(資本)で作られてはいるが内容はキューバなのでスペイン語しか出てこない。
どんな映画かというと、あのブエナビスタの若者版とでも言おうか、伝統的な音楽を大事にしつつも、今の時代の音楽を手がける若きキューバ在住のミュージシャンたちの映画だ。パッケージ裏には「●ミュージシャンたちの日常生活、そしてインタビューを通して現代キューバのリアリティを浮き彫りにする音楽ドキュメンタリー・ドラマ」とある。
しかしちょっと驚いたのがこの映画のラストシーンで、あのブエナビスタは最後がアメリカのカーネギーホールだったのに対し、こちらではフィナーレとなる場所が東京の「シネマ倶楽部」と書かれた場所ということだ。なので映画としての作りはブエナビスタの焼き直しに過ぎないのだけど、中で紹介される音楽の方は活き活きしていて、今のキューバ国内に置ける伝統とモダンの融合てなことがよく分かる。他にもこの画面を始めとして、センティミエントなキューバの景色がいろいろ出てくるのがたまらない。
それにしても東京は、世界中の音楽や料理に出会えていいなあと改めて思うのでした。