グリーンキャタピラーズ with FA Macro100mm
庭に置いた鉢植えのクチナシの葉が全滅状態になっている。犯人はコイツだ。イモムシと言いたいが、これを見たとたん江戸川乱歩の短編小説「芋虫」、そこから派生して寺島しのぶが主演した映画『キャタピラー』まで一気に連想してしまった。あれはセクシーな内容だものなあ。
でこいつだけど、綺麗な緑色で毛虫じゃないし、てっきりこれは蝶々の幼虫だと思っていたのだけど、調べてみたらどうやら蛾の幼虫らしい。猛烈な食欲で一気にクチナシの葉を全滅させるようなイモムシは、オオスカシバ(↓)というスズメガの幼虫だそうだ。蛾の幼虫って毛虫じゃないのかと思ったのだけど、蝶々の幼虫みたいな毛のないイモムシもあるらしい。
オオスカシバ
間違えたことは他にもあって、それはどっちが頭でどっちがお尻かということ。最初、こいつは角が生えているのかと思ったが、じつはこれは尻尾なんだそうだ。だから写真の向かって左側に見えるのが頭、向かって右側のはお尻ということだ。角だと思って撮ったので右のほうにピントを合わせてしまったが、どうにか被写界深度に救われた。
ちなみに、こういうふうに尻尾があるのが蛾の幼虫の特徴らしい。そういや蝶々にはこんな角だか尻尾だかは無かったような、、、。