with XR 18-200mm
動物ドキュメンタリーの大好きな母に、以前から連れて行って欲しいと頼まれていた映画「ライフ」を母と二人で観てきた。朝一なのでまだ人影もまばらなシネコンのチケット売り場。ボクは今年からシニア料金なので、免許証を見せて1000円の入場券を買うが、母に対しても免許証か保険証等の年齢確認できるものをという。60歳以上の確認っていうけど見れば分かるでしょ?いくら派手好きな母でもボクより年下には絶対見えないでしょーー。80歳だぜぃ。
まあなんでもマニュアル通りの対応しか出来ないとこうなるんだろうな。ちょっと呆れてしまった。もっとも、若い子から見れば60歳も80歳も見分けがつかないのかも知れない。自分で勝手に判断すると、後で上司に叱られるのかもしれないしね。ともあれ今度からはお持ちくださいということでOKになった。当たり前だと思うけどね。
映画は、これはもうBBCの得意な驚異的動物映像の数々で、こんなのどうやって撮ったんだろうという撮影が素晴らしい。エサを狙うカマキリの頭のどアップ、そこへ後ろから飛んでくるカメレオンの舌、秒速15mの速さで伸び縮みするする舌を使ってカマキリを捕獲するのだけど、その食べられるカマキリ側からの前後方向の映像なんて、ほんとにどうやったらこんなの撮れるんだ?
生きるために他の動物を捕獲するもの、捕獲されまいと必死で逃げる動物、こういう映像はまさにBBCの独壇場ではある。母は「タイタニック」以来の映画館体験だったそうで、大きな画面は迫力があっていいねえと喜んでいた。