*** テキトー絵日記 ***

2011/09/29

ユーロ札を入手した

まるで何かのチケット with Lensbaby

さっそく銀行に行ってユーロを買ってきた。5年ぶりに見るユーロ札だけど、あれれ、こんなにオモチャっぽかったかなあ?なんかウソっぽく見える。遊園地かなにかの入場券みたいでもある。普段、ユーロ札に馴染みがないということもあるが、一つには全部がピンピンの新券であるということが原因だ。こんなピカピカの50ユーロ札なんて渡したら偽札と疑われちゃうよなあ。どうして普通に流通している札で両替してくれないのかなあ。こんなの出すのも恥ずかしいよなあ。

ましかし今回はキューバだ。ハバナの空港で、このユーロ札は全部キューバペソ(厳密には外国人用の兌換ペソ、CUC)に両替してしまうのだから、あんまり恥ずかしいという思いをすることもないはずだ。ちなみにキューバ国民が使うキューバペソ(CUP)とは 1CUC≒25CUP くらい違うらしい。

このハナシは一見わかりにくいが、簡単に言うと、外国人ツーリストはキューバ国民の25倍の値段を払ってくださいねということのようだ。教育費も医療費も完全に無料の社会主義国なので、税金を払っていない外国人が国民並みのサービスを受けるにはこのくらいの交換比率が要るということなのだろう。だから外国人にとってのキューバの物価は東京とあまり変わらないそうな。。でもこれを反対に言うと、現地の人は東京の25分の1の物価で暮らしているともいえる。

ところで今日の昼頃、「キューバで外国車を自由に買うことが出来るようになった」というテレビニュースが流れた。これはエラいことだ。どうエラいかというと、もうあの50年代のアメ車が現役で走っているハバナの魅力的な光景は今後見れなくなるかもしれない。何故って?自由化になれば当然のように中国やインドの安い車が入ってくると思うからだ。そうなれば地元の人には便利だろうが、観光的にはマイナスイメージ大だなあと思う。

よかったあ、今のうちにキューバに行けて。他にも、カストロが生きているうちに行っておいたほうが良い、という意見もあるしね。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく