*** テキトー絵日記 ***

2011/10/16

モデルシップ展覧会

神戸商船大学練習船 with XR18-200mm

毎年この時期の伊勢まつりに合わせて行われるモデルシップの展示案内が来たのでさっそく見に行って来た。

内容はフィギュア数体と航空機が1テーブル分あって、あとは艦船が中心だ。今年は帆船は殆ど無く、客船や商業船がいくらかあったほかのほとんどが旧海軍の軍艦で、縮尺もいろいろなのだけど、どれを見ても手の込んだ造りは感心するばかりだ。

プラモデルでもこんな精巧なものはなかなか無いと思うが、わざと製作途中を展示してあるのを見ると、普通に木を削って作ってあるのが良く分かる。しかし仕上げはものすごく精密で、鉄の甲板の細かい凹凸なんてどうやって仕上げるのだろう。

製作者の方が話されているのを聞いたが、自衛隊のほうに貸し出すことも多いそうだ。それで思い出すのは今を去ることウン十年前のハナシだけど、アメリカで初めて原子力潜水艦のプラモデルが発売された時に、原潜の内部構造が敵対国(旧ソ連)にバレてしまうと米国国会で問題になったことがあり、それがニュースで流れた。その頃プラモ好きだったボクは、模型といっても馬鹿に出来ないものだと思った。そういや砂漠からの脱出を描いた「飛べフェニックス」という映画でも、脱出用の飛行機の設計をするのは模型技師だったものなあ。関係ないけど、あれはシナトラ主演だったっけ?

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