with XR18-200mm
この写真のファイル名を付ける時に、並ぶ、とか列、とかいう発想で、lineとかrowとかいう単語が頭をかすめたのだけど、そういやlineとrowはどう違うのだろう?まいいけど。
これは入場を待つ人の列、ではなくて、良い席を得ようと並んでいる人の列なのである。ところが入場券というのは既に買ってあって、これは開演2時間前から始まる指定席との交換を待っている様子なのだ。不思議なのは、それなら最初から指定席で売ればいいと思うのだけど、何でこんなヤヤこしいことをするのかなあ?例えば航空券を買ってあって乗る前に搭乗券に変えるようなもん?ちょっと違うよなあ。
とこんなグチを言いたくなるのも、母の代理でボクもこの列に並んでいたから。お題は「雪村いづみと前田憲男の二人コンサート」。でもちょうど裏手から行ったら、雪村いづみが楽屋口から入るところに遭遇した。Gパン穿いてスラッとした印象はなかなか若々しいが、調べたら1937年生まれとのことなので74歳になる。若いなあ。
前田憲男の方はボクが学生の頃、大学ジャズバンドの採点者をされていて、氏の前で演奏をしてかなり厳しい講評を貰ったことがある。そりゃそうだろう、あの頃は何が何だか分からないままにやっていたモードジャズ。それも先輩バンドに無理やり入れられて、モードってどうやるんですか?テキトーにこんなことしてりゃいいんだよ、はぁ、てな結果、ウロウロと音だけ鳴らしていたのを今でも思い出す。テキトーに模倣するのと、確信的に鳴らすのでは音の説得力が全然違うのですね。
とまあ、今夜のコンサートを想像しながらボクはバイトなのでした。