変則的ではあるけれど with XR 18-200mm
キューバで見たカウベル付きのボンゴスタンドを真似しようと、あれこれやってみたが最終的にはこの変則的なスタイルで決まりとなった。というのも、日本のメーカーはもちろんのこと、海外のドラム/パーカッション系のメーカーでいくら探しても、あのLuisitoがやっていたようなスタイル(ボンゴ
with カウベル)にはならない。そういう金具が無いのだ。ティンバレススタンドなら当たり前のようにあるものを、ボンゴスタンドで実現しようとするとそんな金具はどこにもないことが分かる。自分で探しているから見つからないのかと思い、今日は楽器屋でドラムやってるお兄ちゃんと一緒になってカタログやらネットやらを探してもらったが、やっぱりこちらの希望に合致するパーツはどこにもなかった。
なのでセッティングのスタイルを変えてカウベルが手前下にくるようにしてみた。これだと本来のスタイルとは大分違うが、慣れればこれでも問題なさそうに思える。しかしキューバで当たり前のようにあったものが日本やアメリカに無いものなのかなあ。まあキューバのことだから既製品パーツというより皆が皆、金属を加工して作っているのかもしれない。全部がオリジナルということだ。キューバ人形みたいなもんだな。
とにかくこれで準備は整ったわけだから、あとは練習と本番の実践あるのみなのだけど、この手の音楽の本番って実際にあるのだろうか?演奏モノならともかく、本来のソンはスペイン語で歌うわけだし、このカウベルが活躍するためにはソンの発展型のソン・モントゥーノである必要がある。その場合、歌詞は即興、メロディも即興、コードはトニックとドミナントの繰り返し、これで延々と演奏しながら盛り上がるというやり方なのだ。
タキシード・クラブ(というバンド)でこの手のものを取り上げていたのだけど、もう一度復活させてくれないかなあ、、。