夜景 by X10
このX10は小型軽量の上にレンズが明るいので夜景が面白いように簡単に撮れる。それも単に暗いところに強いというだけじゃなくて、明暗差の大きいところでも綺麗に撮れる。しかも逆光に強いから、例えばモロにヘッドライトがかぶってもあまり気にならない。ということはレンズ性能だけじゃなさそうだ。画像を創りだすプロセスにフジ独特の強みがあるのだろう。
昨日から元気なので、昨夜は冷えてきたにも関わらず,手首からカメラをぶら下げて夜のスナップ撮影にグルッと歩いてきた。あまり面白い被写体には出会えなかったが、X10で夜景を撮影する際の絞り優先と夜景モードの違いなどを体験した。
その結果、肉眼に近いのは夜景モードで撮影した場合の明るさであって、絞り優先で撮影すると露出補正を目一杯(-2EV)掛けても実際に見る光景より明るくなる結果となった。ということは、やはり露出補正は-3EVまで欲しいということかな。マニュアル撮影すればいいだけのことではありますが。
しかし肉眼より明らかに明るく写る夜景というのも面白いものではある。本当は薄暗い景色なのに明るいレンズと強力なレンズシフトによる手ブレ補正のおかげで、クッキリハッキリと浮かび上がる夜の景色の面白さ。
だんだんとこのカメラにも慣れてきたが、パララックス(視差)にはまだ戸惑ってしまうことが多い。つい一眼レフのつもりになってしまうからイケナイんだけどね。