by X10
今日から12月。全然実感が湧かないが年末月の始まりだ。それにしてはクリスマスやら大晦日やら、来る正月への期待感やら、子供時代は毎年そうだったのだけど、あの高揚した気分はいったいどうしたことだろう。そりゃ確かにいつまでも子供でいられる訳ではないが、それでも昔は周りの大人達も年末ともなれば子供達と似たような高揚感を表していたと思うんだけどね。これも不景気やら時代の閉塞感やらの仕業なのでしょうか。うむむむ、ひょっとして世界は間違った方向に歩んでいないかい?
共産主義の実験は見事に失敗に終わった。今も残っている中国共産党やキューバの共産主義はそれぞれの意味が本家だった旧ソ連とはずいぶん違う。未来の歴史の教科書には「19世紀に起こった共産主義という考え方は20世紀に国家の失敗となって終わりました」と記述されるだろう。
しかしこの後「遅れて21世紀には資本主義も世界経済の破綻という形で終わることになりました」と記述される可能性がある。もちろんその後に何が来るか、どういう思想が起こるか、それは今を生きているボクたちにはまったく分からない。でも資本主義がこのまま未来まで続くとは思えない。思えないどころじゃない。そろそろ資本主義の閉店の時間が迫っているのじゃないかえ?