*** テキトー絵日記 ***

2011/12/30

松飾り

by X10

午前中は大掃除(の一部=一階と二階の掃き出し窓ガラス、玄関周り、ベランダ)をやった。昨日と違って今日は寒風が吹きすさび、気温も一段と低くなっていたので、外での水仕事はとても冷たい思いをしたが、その分かえって迎春準備をちゃんとしたような満足感がある。困難があったほうがより一層の達成感を得るというのは本当だ。

「門松は冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」、確かに正月が来るということは年輪を重ねるということでもある。それにボクの場合は年が開ければすぐに誕生日となるので、門松と自分の年齢は余計に重なってしまいやすい。でもね、なにも正月が来ることを人生のフィナーレへのカウントダウンと受け取るというのもどうかなあと思ってしまう。そこまで裏を読まず、素直に、無事に○○歳の誕生日を迎えることができて目出たい、でいいと思う。

てなことを言えるのも今の平均寿命だからかもしれない。先日知ったのだけど、江戸時代の人々は男性の平均身長が155cm、女性は145cmくらいで、栄養が足りず、特に鉄分不足傾向、平均寿命は39歳なんだそうだ。これだと確かに年をとることは残りが少ないことをダイレクトに意味することになるのかも。

江戸時代に入ると、「はかない世の中であれば浮かれて暮らそう」という、現世を肯定した享楽的世間観が生まれ、男女の恋情や遊里で遊ぶことの意味となり、「浮世絵」や「浮世話」のように名詞の上に付いて「当世の」「現代風の」「好色な」といった意味も表すようになった。

これは「浮世」という言葉を解説した語源由来辞典というサイトからの引用だけど、当時の辛くて、はかない暮らしだからこそ、逆にパァーッと生きようという態度につながったのかもしれないと思うとちょっと面白い。不自由な中にこそ自由を見出すことができるというハナシを連想した。

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