開演前の大ホール by X10
テレビで新年のニューイヤーコンサートを観るのが毎年お正月の恒例行事となっているが、数年前からは実際にウィーンのオーケストラによるニューイヤーコンサートを聴きに行くことも恒例となってきている。今年やってきたのはウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団で指揮はヨハネス・ヴィルトナー。確か数年前にも彼の指揮でこのニューイヤーコンサートを聴いた覚えがある。
内容的にはすべての曲がシュトラウス兄弟の作品で、もちろんそのほとんどはヨハンの作品。プログラムとして12曲、アンコールで4,5曲。休憩を入れて2時間15分ほど。2000人収容の大ホールは珍しく当日券ありと出ていた。このニューイヤーコンサートで当日券があるのは珍しい。これも不景気の影響があるのかもしれない。
会場には着物姿の人も何人か見かけたが、やっぱり成人式のお嬢ちゃん達の振袖より粋筋系の年増のほうが断然イカしてるね。ただ一人だけ離れた席だったので細かいところまでは見えなかったのだけど、完全な日本髪姿の人がいて、ありゃりゃ、芸者さん?でもこのあたりにそんなのは無いと思うのだけど、、、まさか素人さんが日本髪?というのがあった。
てなわけで今年も恒例の正月行事となった”甘く切ない典型的なシュトラウス節によるシンフォニックなウィンナーワルツ”を満喫してきました。毒っ気や破綻を一切含まないのが正月向けの王道でもありますね。