*** テキトー絵日記 ***

2012/01/26

スタジオ撮影願望

定番の、左やや後ろ上部からの光線 by X10

ブツ撮りのライティングテクニックを書いたメールが届いた。クリップオンのストロボをカメラから離して照射するテクニックがいろいろ書いてあって、内容的にはよくあるものなのだけど、それを読んでいるうちにまたも人工光線下での撮影がしたくなってきた。

とはいってもボクは物撮りには興味がないから、やっぱりここはポートレート撮影ということになるんだろうな。でもってどうせなら男性より女性、しかも撮っているこちらが美しいと思えないと撮りたくないから、たとえ美人じゃなくともどこかにビューティーポイントを感じさせてくれる人、ってそんな人が身近にいないから結局何も撮れなくてまたハナシが振り出しに戻る。情けないね〜。

ただね、こんな事言うと何か勘違いされる恐れもあるけど、筋肉の美しい男性ヌードなんかも撮ってみたいという興味はある。そもそもボクが筋肉の美しさというものを自覚したのは1993年に伊勢であった世界祝祭博覧会でのこと。ちょうど大道芸ウィークで、デンマークから来たという黒人のパントマイムが演じた、湖から飛び立つ白鳥を見た時だった。

白鳥の羽根を演じる彼の腕がとても美しいのだ。大道芸だから夏の太陽の陽光の下で、黒く引き締まった腕の筋肉はとても綺麗だった。今でもその時の光景を思い出すことができるから、あれはボクにとってかなりエポックメイキングな出来事だったんだろうと思う。その前からジムには通っていたが、それ以前に筋肉を特に美しいと思ったことはなかったし、マッチョに対する憧れもなかった。

黒い瓶を撮影したからか、急にそんなことを思い出してしまった。

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