*** テキトー絵日記 ***

2012/01/29

昭和歌謡

ロビー by X10(階調反転など加工)

今日はほぼ丸一日、会館内で歌謡ショーのイベントスタッフ。屋内でのシゴトではあるが、今日の伊勢志摩方面はとても冷たく、大きなホールは暖房を入れても簡単には暖かくならない。それでもお客さんが入るホールのほうは人も多いからまだマシなのだけど、裏方さんのほうは足元がいつまでも寒くて、これでホントに暖房してるの?という声が出たほどだ。

ショーの中身は昭和のヒット曲とそれを歌った有名歌手さんたち7組が出演するというもので、歌謡曲オンチのボクでさえ、それぞれの代表曲は知っているものばかりだった。考えてみれば、かつてのテレビはこうした歌番組が数多くあったし、それでこそ多くの国民的大ヒット歌謡曲を生み出していたのだろうなと思う。

今になってアメリカで、由紀さおりの歌う1960年代の昭和歌謡がヒットしているという。このハナシを最初に聞いた時は、伴奏するオーケストラがモダンなアレンジを施して現代風に蘇らせているのかと思った。でもしかし、実際に聴いてみればあれは歌謡曲そのものじゃないか。

これが今のアメリカやカナダで大ヒットというのだから、いかに”単純でわかりやすくシンプルなメロディ”というものを希求していたかが良く分かる。反対に言えば、皆が簡単に口ずさめるメロディが今のヒット曲には無い(少ない)ということだろう。こんなのは日本だけかと思っていたが、どうやら事情はあちらでも同じようだ。

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