*** テキトー絵日記 ***

2012/01/30

スーツ選び

「午睡の時間」 by X10

ジムでの運動を正しく効果的にやれば、ある程度は自分の体を希望するような形に近づけることができる。といってもこれは主にバルクアップというか、筋肉を付けて形を整えるやりかたのことで、いくらジムに通っても部分的に痩せることはできないはずだ。

そこで痩せるというか、無駄な脂肪を抑えるには心拍数を上げるような有酸素運動を中心に考え、その上で例えば胸を厚くしたいとか、背幅を広くして逆三角形を作り出したいとか、年齢と共に衰えてくる脚の筋肉を充実させたい、などの筋肉量を増やすトレーニングをする。

これらを実践しているとだんだんとそうなってくるのだけど、困ったことも起きてきて、例えば既製品のスーツを買いに行くとする。このとき身長に合わせると横幅が窮屈で、上着に合わせるとパンツのウェストがブカブカになったりする。つまり身長から考える標準的な体型より厚みがあったり、逆三角形の度合いが大きかったりするのだ。

これがさらにボディビルダーみたいな体型になってくると、僧帽筋が発達してくるのでスーツそのものが似合わない体型になってしまう。首の付け根が太くなりすぎてジャケットの襟が後ろに抜けてしまうのだ。初期のアーノルド・シュワルツェネガー氏がそうだった。

男性のバレエダンサーは全身が筋肉質で、実は彼らはマッチョ体型でもあるのだけど、バレエダンサーとしての見た目にもこだわっていて、例えば腹直筋のトレーニングは避けるそうだ。なぜなら腹直筋が発達し過ぎると下腹部が赤ちゃんのようにポコンと飛び出すから。でも空手の選手は見た目よりは実際に強い腹直筋を選ぶから、せっせと下腹部のトレーニングに励む。

こんなことを書いたのも、今朝はスーツを買いに行ってサイズ選びでちょっと困ったから。解決策は今風の細身シルエットでワンサイズ大きいものだった。

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