*** テキトー絵日記 ***

2012/03/28

台湾旅行四日目

湯婆婆の屋敷(千と千尋の神隠し)のモデル@九イ分 by K20D

★2013/03/28 21:27 台北のホテルにて
人口13万人のローカルタウン花蓮を後にして、再び特急列車で台北郊外の街、九 イ分(きゅーふん)に向かう。ここは「千と千尋の神隠し」の舞台イメージの元になった階段の街で、たしかにあの映画の風呂屋のイメージが彷彿とされる。

がしかし、見所というのはこの階段の付近のみで、あとは観光客相手の土産物屋がズラズラと連なるのみの場所だ。清水寺に向かう坂道というか、伊勢志摩の大王灯台手前の土産物が並ぶ坂道と言おうか、てな感じ。観光地としてはガッカリだが、手前にちょっと洒落たレザーグッズの店がありここで買い物をしてしまった。今日のお昼はこの地方の郷土料理。

午後の観光の目玉は台北市内の故宮博物院。しか〜し、こんな博物館見たことなーい!というくらいすごい人の数。どのくらいすごいのかと言うと、もうこんなのは博物館じゃない。ラッシュアワーの新宿や梅田駅と言いたい。なので当然館内もうるさい、人とぶつかるで、人気の展示物前などは上野に初めてパンダが来た時と同じ状態だ。この原因は中国全土から押し寄せている中国人観光客の団体。しかもその団体数が半端ではない。入り口の階段付近などホントにどこかの駅にいるかのよう。それでもどうにか主立ったものだけ鑑賞して這々の体で博物院を脱出した。

今夜は鼎泰豐(ディンタイフォン)で小籠包ディナー。かつてニューヨークタイムズに世界十大レストランと評価された店だが、現在はここもカジュアルといおうか、駅前デパートの大食堂といった風情。食事の後は台湾で一番高い台北101での夜景鑑賞。確かに382メートルの展望台から見下ろす台北の夜景はすごく綺麗だ。展望台直通のエレベーターは東芝製で世界最速とのことだが、だからといって特に感動は無い。もうね、その手のすごさは、例えそれがどんなにすごくてもさほど感心しなくなっている。

これで今回の台湾観光は全て終わった。明日は朝8時の飛行機で帰国となるので、ホテルを早朝に出発する。

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