花蓮駅前にて by K10D
胡蝶蘭なんていうのは温室で大事に育てられるものだと思っていたが、花蓮の駅前では無造作に吊り下げられた鉢代わりの椰子の実から、綺麗な花がいくつも咲いていた。ちょうど朝の水遣りをしていたご老人と遭遇したので、きっとこの人が育てているのだろう。
さて帰国初日の猛烈な悪寒。初期症状はこの悪寒だけだったので、とにかく寝ることに徹して夜の7時から翌日の朝10時半まで寝ていた。いくぶん楽になって、とにかく悪寒は無くなったので熱は下がったと見て、シャワーを浴びてさっぱりすることに。ほとんどなにも食べていないので、うどんでもと食べ始めたがやはり食欲が無い。
そのうちあちこちの関節や筋肉にわずかな痛みを感じるようになって、やっとこれで普通の風邪症状かと変な安心をし、なにしろそれまで全く元気だったのが突然猛烈な悪寒に襲われるなんていうのは今まであまり経験がないから不安でもあった。午後は美容院に行きたいという母の送迎をし、念のため今夜のバイトの延期申し入れをし、夕方から再びベッドへ潜り込む。
いったん夜には起きておかゆだけ食べてさっさと寝たら、翌朝の(日記で言うと明日の)朝5時半頃にパッチリと目が覚めたのでこれで治ったと思った。