桜シーズンも終わりかけている by X10
昨日は二代目となるボタンアコが到着したので、ここらで新たな気分でアコの練習に取り掛かろうと思った。曲の練習そのものは譜面さえあれば出来るのだけど、もっとボタンアコのテクニック習得みたいな内容の教本はないかとネットで探した。
この手の本はほとんど出まわっていないことは予め調査済みだった。特に日本ではアコーディオンといえばピアノアコなので、ボタンアコのトレーニング的な教本は無いようだ。アメリカもピアノアコ天国なので実情は似たようなものだ。
ヨーロッパではイギリスがアコが盛んなようだけど、どうもクロマチックアコよりはダイアトニックアコで演奏する民族音楽的なもののほうが人気が高いようだ。とはいってもイギリスならば英語だし、とにかくアコーディオンを扱う店は多いし、イタリアやフランス、ドイツなどボタンアコの本場にも地理的に近い。
そこで、なるべくそっち方面で、なにか良さそうなボタンアコの教本は無いかと探していたら、「 Nouvelle approche technique de l'accordeon」 というフランス語で書かれたボタンアコのメソッドがあることを知った。ヌーベル・アプローチですぜい、「新しいアプローチテクニック」というボタンアコ教本。わーー、なんだかとっても良さそう。
ところが英語圏の国、というとアメリカとイギリスなんだけども、これらの国ではこの本は品切れとなっていて入手できない。フランスの本ならフランスで買えばいいだろうとアマゾンフランスに行って注文してみたら、権利関係で日本には配達できないという。たぶん日本のアマゾンが邪魔なんだろうと推理して、ならばフランス国内の楽譜屋さんサイトで検索してみると、ちゃんとこの本が置いてあった。しかも日本でも配送してくれるようなので、全画面フランス語のオンラインショッピングを、部分部分をGoogle翻訳しながら何とか注文することが出来た。送料込みで38.1ユーロだった。
これをやったのが今朝起きて朝イチのハナシ。なにしろ全部フランス語のショッピングサイトだったから、何かのボタンを押すのにも、そこに書かれてある仏語をいちいち翻訳しながら注意深くやったので、無事に注文終了の確認メールが来た時はホッとした。
ここまでやってから下に降りて朝食を食べて新聞を読んで、 再び自室に戻ってから何気なくこのサイトを眺めたら、左上に言語の選択ボタンがあることに気がついた。なんだひょっとして英語でも買い物できたのじゃないかとその選択ボタンを押してみたら、、あら〜、英語どころかちゃんと日本語もあって、それを選ぶと同時に今まで難解だったフランス語のサイト画面が全部日本語になった。あらららら〜。
これだったら最初からもっと気楽に買えたのになあ、、、まあ、いろいろ仏語を推理したりしてそれはそれで面白かったけどね。さ〜て、フランスの楽譜屋さんからはどのくらいかかって到着するのでしょう。楽しみだ。