コンバット! by X10
懐かし〜〜!この大ヒット戦争ドラマに夢中になっていたのは今から45年ほど前のこと。そんなに前のことなのに、いくつかのドラマチックなシーンは今でも覚えている。このコンバットがドラマとして優秀であったのは、内容が単なる戦争ドンパチに終わらず、むしろ戦場という過酷な舞台で繰り広げられる人間ドラマを描いていたからでもあった。当時は知らなかったのだけど、このシリーズには複数の一流脚本家が名を寄せているそうだ。確かに、教会を砲撃することにためらうドイツの戦車長のハナシなど、なかなか深いハナシで今でもよく覚えている。
さてこのコンバットだけど、急に観たくなってヤフオクで探してみたところ、なんと24話がセットで4000円で出ていたのでこれを落札。落札というより購入したというのが本当だろう。しかし24話で4000円だから1時間ドラマ1回分が166円だ。そのかわり、日本語の吹き替え版ではないので字幕で観る必要がある。確かに昔テレビで観たあのコンバットとは気分が若干違うが、これはすぐに慣れた。
さっそく1話だけ観たのだけど、やっぱりいいドラマだと思う。簡単に敵兵を撃ち殺してしまうのはちょっと気になったが、1960年代の制作ということを考えればこんなもんだろう。あの頃の日本では時代劇でも簡単に相手を斬り殺していたし、それをいかにリアルに表現するか、なんて流行りまであったほどだ。
でも本当に見たいのは、記憶に残っている前半のモノクロシリーズなのだけど、こっちも安く出てないかなあ。