チェーンは新品 by X10
腰の不調てちょうど1年間乗らずに、軒下に保管してあった奥さんのMTB・ライトウェイ。この度、再び乗り始めたのだけど、いくら軒下とはいえ風が吹けば雨にも濡れるのでチェーンが真っ赤に錆びてしまった。これだけ錆びると見た目もよくないが、変速ショックも出始めたので新品に換えてもらった。スプロケットやワイヤーも取り替えるべきかを自転車ショップで相談したのだけど、まあそこまでしなくてもいいだろうということで、チェーンだけ換えて、後はフレームをコンパウンドで綺麗にしたらずいぶんと見た目が良くなった。
金属部分は磨けばある程度は良くなるが、タイヤの劣化は致し方なく、乗り潰すのは本望だけど、経年劣化だけで取り替えるのはどうももったいないと思ってしまう。あとは写真でも分かるように、リムが随分痛んできているが、リムだけ取り替えるにはホイールを手組で組み直してもらう必要がある。あるいはお得な完組ホイールを使おうとすればスプロケットを多段化しないと適合しない。多段化というのは結局ドライブ関係を全て換える必要があるので、どちらも費用が問題になる。
もともとの自転車そのものがある程度の高級品ならば、後々パーツを取り替えたりレベルアップしたりするのは充分リーズナブルな選択だが、中途半端に値ごろな自転車だと、結局それを乗り潰すしか手が無かったりする。だいたいパーツを合計するだけで自転車一式の本体価格を軽く超えてしまう。
自転車に限らず、大した高級品じゃない普及品であっても、手を入れて長く使うというのはボクの好みなのだけど、それを実践するのはなかなか難しい。