by X10
数年ぶりにハイビスカスを買って二階のプランター窓に置いた。ここは西日が強力なので熱帯地方産の植物はよく育つ。この花を見るとハワイの色とりどりのハイビスカスを思い出す。ハワイの州花じゃないかと思えるほどだ。ほかにハワイというと、頭が赤いスズメくらいのカーディナルも印象に残っている。外のテーブルで食べているとおこぼれを頂戴しに人のすぐそばまでやってくる愛らしい小鳥だ。
DVDのカラー版コンバット、12枚24話を全部観終わったが、懐かしい記憶で良い作品に思っていただけではなかった。やっぱり今観ても充分見応えのある作品だった。特に音がスゴイね。この音というのは二種類あって、ひとつは場面に応じて入る音楽というか、弦楽や小太鼓などで緊張を感じさせたりする手法のこと。
もうひとつは実際の効果音というか射撃音や炸裂音なのだけど、やはりコンバットのそれは段違いにリアルだ。砲撃シーンなどは実際の第二次大戦当時のフィルムを使っているということだし、例えば「劇中でカービーが使用するブローニングM1918自動小銃は実銃である」(Wikipedia)だそうなので、撮影時でも実際に空砲を発射しているのだと思う。
実銃といえば007も日本で撮影するとなった時に、拳銃やライフルが全て実銃だったので国内へ持ち込みができず、急遽モデルガンを仕立てて日本で撮影したという逸話があるくらいなので、銃慣れした米国での戦争ドラマでは、本物の銃を使っているのだろうなと容易に想像できる。
一度こういう音を聴いてしまうと、日本のアクション劇などでの拳銃音がチャチに思えて仕方なかったことを思い出す。ただ、リアルだと思っていたこのテレビドラマ「コンバット」だけど、なにかで登場した独軍戦車が、どう見ても米軍の戦車だったりしたことはあった。とはいえ、戦場での人間ドラマを描いている点が、このコンバットの一番の魅力なのは間違いない。