*** テキトー絵日記 ***

2012/07/01

ラウンジ風の演奏

高台にあるラブリーな図書館 by X 10

今までに何度か図書館ライブでお世話になっている図書館が、今日で開館15周年だそうで、その記念イベント「本と私」というのに招かれて出かけた。

これはこの図書館を利用する側からのアニバーサリーを祝うという趣旨のイベントで、ボクたち(ボクとピアノさん)はこの図書館のロビーで演奏会を開くジャズユニットということでお誘いが来ていた。もちろん二つ返事でOKのお応えをしたのだけど、せっかくだからタイトルに応じて何か本も出品してくださいという追加オーダーが後から来た。

じゃあというのでボクはアドラー心理学関係の本を何冊か展示してもらうことにした。ところが今日、実際にこのイベントが始まると、出品者は個々にその本について10分程度のオハナシをしてくださいということになっていて、え〜、聞いてないよぉ〜、だったのだけど、まあこういうアドリブの展開は嫌いじゃないので、パソ通時代に心理学フォーラムで出会ったアドラー心理学の要点などを少しだけ喋らせてもらった。

もちろんボクたちの場合、そもそもこの図書館との関わりはジャズの演奏会を通じてということなので、今日も後半はBGM的にというかラウンジ風に肩の力を抜いてビブラートやサブトーンもしっかり効かせて、気持よく演奏させてもらった。昨日のステージとは正反対のやり方で、やっぱりこれだといい音で鳴るので演奏していても気持ちが良い。

もうすっかりこっち系なんだねえというのを改めて自覚した。でもたまに声が掛かって期待されるのはライブハウス的なイケイケ演奏なんだよなあ。分厚い絨毯のホテルバーで一年間続いた週末のラウンジ演奏が懐かしい。あれがボクの希望するベストの舞台だ。

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