*** テキトー絵日記 ***

2012/08/07

「ミッドナイト・イン・パリ」

加工画像をさらに加工(^^ゞ by X10

観たいと思っていたウッディ・アレン監督作品の「ミッドナイト・イン・パリ」を観てきた。映画はいかにもウッディ・アレンらしく、大作でも無ければ力んだ作品でもない。でも洒落ていて面白い。特に今回の作品は1920年台のパリにタイムスリップするという内容なので、あの頃の作家や画家などの、後に高名を得たアーティストたちが大勢パリに集結しているその現場を目の辺りするという設定が面白い。

しかも音楽はミュゼットやジャズマヌーシュ(ジプシージャズ)と、ミュゼットに憧れてアコーディオンを始めたボクが興味津々の内容だったりする。ただし厳密に言うと1920年台ではまだマヌーシュがジャズと邂逅する前だと思うから、あのBGMなどはジャズマヌーシュとは言わないかもしれない。だがとにかくかつてのパリ黄金期へのオマージュには違いない。

勿論この映画は一種のファンタジーに過ぎないのだけど、でも雨の日のパリの夜は素晴らしい、だなんてちょっと誘われてしまうよなあ。パリの裏通りを一人で彷徨い歩きたくなる映画です。好みで分かれると思うけど、個人的には好きな映画です。

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