日暮れ時 by X10
毎年同じ事を言っているが、やはり「暑さ寒さも彼岸まで」というのは本当で、あれだけ続いた真夏日もやっと収まり、なにより日中の湿度が低くなってきているので気温は高くてもずいぶんとしのぎやすい。朝もだが特に夕方吹く乾いた風は、早くなった日暮れと共に一段と秋を感じさせる。
お彼岸の用意を、ということで母に頼まれて午後から3箇所の墓の手入れをしてきた。3箇所といっても同じ墓所内なのだけど、神道の父方二箇所の墓と、仏の母方の墓だ。神道ではパンパンと手を鳴らし、仏前ではお線香を焚く。供える花も神道は榊(サカキ)だし仏は樒(シキビ)だ。
今日の夕食は自分一人分だけだったので、テキトーにおかずをスーパーで買ってきた。食べようとしたがインスタント味噌汁でもないかなと引き出しをゴソゴソしたら、先月トルコ土産にもらったスープが出てきた。3種類あってどれも美味しそうだったが見た目のアッサリしたTAVUKというのにした。クノールのインスタントスープなので作るのは簡単。パッケージに書いてある
4 Kisiliktir というのは4人前ということだろう。
裏面の作り方も全然読めないが、 5 su bardagi(1 litre)とあるのはカップ5杯の熱湯だろうと見当をつける。sonra
5 dakika kisik 〜ってあたりは5分間煮込みなさいだろうと勝手に解釈して出来上がり。食べてみたら、うん、思った通りのアッサリ目だけど美味しい。確かにトルコはスープが美味しかったものな。あそこは他にもパンやワインも美味しいのです。なんといっても世界3大料理の一つですから。
※ 後でGoogle翻訳で調べたら トルコ語のTavuk とはチキンのことだった。つまりチキンスープだったのだ。なるほど。