*** テキトー絵日記 ***

2012/10/29(月)

「最強のふたり」

by X10

このところ見たい映画が続いていて、しかもまるで「ふたり」のシリーズみたいだが、今日はこれ「最強のふたり」。健康な体を持つが金と仕事が無い黒人青年と、首から下が麻痺で動けない大富豪の二人のハナシ。障害者に偏見を持たず、といって何ら同情もしない青年が金持ちの障害者の世話をすることになる。そこから生まれる泣き笑いのあれやこれや。この手のハナシは有りがちで、しかもいささか出来すぎの感まであるが、これは実話に基づいているそうで、現在も二人は交流があるのだそうだ。

ありがちとは書いたけれど映画としては楽しめるので興味のある方は例によって公式サイトで詳しくどうぞ、なのだけど気になったのはこの映画ポスターの下に書かれている原題らしき文字。UNTOUCHABLEとなっていて、これは英語だ。でもこれはフランス映画で実際のタイトルバックにはINTOUCHABLESとフランス語で出る。しかもちゃんと複数形だ。これは映画を見れば判るが、このタイトルが意味しているのは彼ら二人のことだろうから、ここは複数形で表記してもらいたし、そもそもフランス映画にわざわざ英語でタイトルを付け直すのはどういう神経なんだろうか。映画配給会社の粗雑さってことなのかな。あるいはアメリカで公開された時のタイトルっていう意味なのかな。日本国内で配給する映画に日本語で別のタイトルをつけることには反対しないが、わざわざ書き添えた原題が違うのはどういうことなんでしょうかねえ。

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