TVCM by X10
            宮崎あおいがどこかの外国語でやりとりするテレビCMがいい味出していてゴキゲンだ。第一作目はバーでオッサンとやりとりし、この第二作目では路上の子どもとやりとりしている。「なんとかかんとかルーレットカム」って言ってるように聞こえるのだけど、あれは一体どこの言葉だろうと調べてみたら、フィンランド語だということが分かった。
            Enemman kuin luuletkaan.(エネンマン クイン ルーレットカーン)だそうだ。この部分の意味は「あなたが思っているよりもっと」ということらしい。
            
第一作目(↓)も面白かったのだけど、しかしその割には一体何のコマーシャルか分からなかった。しかし印象には強く残ったので調べてみたら、これは日本の服飾メーカーのCMだと分かった。道理で洒落ているというかCOOL!っていうか、インパクトのあるCMだ。犬のお父さんが登場した時と同じくらいインパクトがある。
このフィンランド語、Wikipediaによれば母語話者数は500万人で、これは話者数で言うと100位以下らしいから十分マイナーな言語といえそうだ。ちなみに母語話者数のトップ10はこうなっている。
            
              
                
                  | 1 | 中国語 | 13億7千万人 | 
                
                  | 2 | 英語 | 5億3千万人 | 
                
                  | 3 | ヒンディー語 | 4億9千万人 | 
                
                  | 4 | スペイン語 | 4億2千万人 | 
                
                  | 5 | アラビア語 | 2億3千万人 | 
                
                  | 6 | ベンガル語 | 2億2千万人 | 
                
                  | 7 | ポルトガル語 | 2億1千5百万人 | 
                
                  | 8 | ロシア語 | 1億6千万人 | 
                
                  | 9 | 日本語 | 1億2千5百万人 | 
                
                  | 10 | ドイツ語 | 1億500万人 | 
              
            
            中国語やヒンディー語の話者が多いのは単に国内人口が多いということだろうと思うのだけど、ベンガル語というのが6位と上位にあるのがちょっと驚きだ。そもそもベンガル語とはバングラデシュが中心の言語らしいが、インドの一部や周辺の地域を加えたとしても話者が2億人もいるとはねえ。