俯瞰撮影中(ダイナミックトーン) by X10
今日はバイト先に行く前に郊外の家電店に寄っていくつかのお試しをしてきた。ひとつは電子辞書の使い勝手を確かめること。コトの起こりはサンワサプライからのDMメールで、見た目お洒落なテーブルルーペの宣伝。LED内蔵で拡大率は5倍。これだったら新聞文字でややこしい漢字の線を拡大して読めるかと思ったこと。
天声人語書き写しをしていて、たまにだけど漢字でよく判らない文字があったりするからだ。今は手持ちのルーペで覗いてみるが、それでもよく判らない時がある。最終的にはPCで超拡大したりして文字の構成を確認しているが、5倍もの拡大率なら便利かなと思った。ただこれ割引でも3000円くらいする。
一方でまるで電卓みたいな見た目の漢字辞書内蔵の電子辞書なら1000円台で売っているし、もう少し出せば6ヶ国語対応のポケット版などもある。そこでこの辺りの機種の実際の使い勝手はどうなのかと実機を触って確かめてきたというわけだ。
結論から言うと、ぜ〜んぜんダメ。まるで使えない。おもいっきりややこしい漢字などはいくら拡大してもドットの粗さで細かいところが潰れてしまうし、外国語内蔵たってよくある紋切り型の定型文しか載っていない。数万円出すような高級機なら実現できるのかもしれないけど、それだったらPC買ったほうが早い。
ついでにカメラ関係も見てきたけど、発売前のX-E1は実機がなくモックアップのみ。これでは大きさの実感しか掴めない。Q10は置いてなくて代わりに初代のQがあったが、う〜ん、やっぱりチープだなあ。これでそう感じるのだからQ10のプラスティックボディならもっとチープだろうなあ。それと決定的だったのは両者共通のズームレンスで、何がってズームリングのトルク感の情けないこと。これは今のX10のズームリングがとても良く出来ているから余計にそう感じるのだろうな。
てなわけでひょっとすると衝動買いするかもしれないと密かに恐れていた売り場お試しだけど、いずれも満足には至らず無駄な出費もすることなく家電店を出た。こういうのはネット販売では判らない部分ですからね。