昆布屋さん by X10
今朝はお遣いで昆布屋さん。普段、スーパーを愛用している人間がいうのもナンだけど、やっぱりこういうふうに昆布は昆布屋さんで買うとかいうのが楽しい。
帽子は帽子屋さん、傘は傘屋さん、そういう当たり前のような業種の垣根が壊れていったのはいつ頃からなんだろう?
かつて昭和の時代に流通革命と称して、大量生産、大量消費がうたわれたあの頃が曲がり角の始まりだったような気がする。
大型店やチェーン店舗が零細店舗を駆逐し、最近になるとリアル店舗からネット通販へと流通の業態そのものが変化している。
確かに便利な時代にはなった。特に田舎住まいだと、出かけることなく自宅でキーを叩くだけで、都会でしか見られないような品揃えを味わうこともできる。
でもしかし、なんだか大事なものを忘れていってしまっているような気がしてならない。それが何なのかはもっと後になってみないと気がつかないと思うのだけど、、、ひょっとするとローカライズドっていうことの貴重さかもしれない。