by X10
この写真は家の近所にある元々は味噌や醤油を扱っていた大店の蔵の一部。聞いたところによれば最近人手に渡ったとかで、取り壊しになるのもそんな先のハナシではないらしい。古い蔵が４つ並んでいる様はちょっとした絵にもなって、写真を撮りに来る人や、以前は写生に来てる人も見かけたほどだ。この後がどうなっていくのかは知らないが、普通の住宅やアパートなんかが建ったりすれば間違いなく趣は無くなっていくのだろうな。
こうして昭和はますます遠くなっていく。いや待てよ、これは昭和なんてものじゃないだろう、おそらく大正か、ひょっとすれば明治かもしれないな。この木工細工の外壁なんて今の新建材では味わえない風格があるものな。
てなことを新建材で出来た小っちゃな家に住むボクが言うのもナンなのだけど、少なくとも見る立場で言うなら、古いものは残っていってほしいと思う。先日のケントスのコースターにも書いてあったゾ「OLDIES
BUT GOODIES」ってね。・・・ﾁｮｯﾄﾁｶﾞｳｶ。
