HDRな寿司 by X10
今日、4月11日は父の命日で、今日でちょうど丸4年が経過した。先日行った神道の五年祭は本来ならば今日行うものなのだけど、皆の都合が良い週末には平日の分が集中して祭祀場が空いてないというので、結局2週間も繰り上げることになったのだった。
命日なので父の大好物だった寿司を皆で食べようということで出前してもらった。他のメンバーは握りを頼んだのだけど、ボクだけチラシ寿司にしてもらった。なぜというほどのことではないが、なにかチラシ寿司のトッピングを見たかったというのが本音で、寿司が届いたのでさっそくそれを撮影してみた。しかし案外この撮影が難しい。
いや、別に寿司の写真を撮るのが難しいという訳ではない。自分がなんとなく感じていたものというか、自分の気分を寿司の写真に反映させようとすることが難しいという意味だ。よくある食べ物ブログ写真のように上から全景をパチリでは自分の気分が入り込まないし、近寄りすぎても生モノゆえに気持ちが悪い。といって引きすぎても説明臭くなるし、、、てな具合にたった1枚のこの写真を撮るためにあれやこれや、設定を変えたり、向きを変えたり、寄ったり離れたり。
じゃあその自分の気分ってなんなのだ、と自分で問うてみたが、うーん、上手く言えない。でもやっぱり亡き親父の好物だったんだよなあ、、とかね。
