デカいぞ>SIGMA EX10-20mm by X10
2006年にスペインへ行った時に経験したことだけど、世界遺産になっているような歴史的な建造物などは想像以上に巨大で、外観等はともかく、その内部を写真に撮ろうとするとよくある標準ズームの広角端28mmではとても全景が収めらないことがよく分かった。
そこで旅行から帰ってから入手したのがこの10-20mmのワイドズームで、この超広角レンズのおかげでトルコの洞窟教会などの内部を上手く捉えることができたし、また強烈な遠近感を活かした街頭写真などはハワイでも活躍した。そのくらい気に入っている広角ズームレンズなのだけど、残念ながらちょっと持ち歩くには大きいて重いということがネックになっている。
さて今度予定しているポルトガルだけど世界遺産が9箇所あって、そのほとんどが歴史的な建造物だ。サンチアゴ・デ・コンポステーラのゴシック建築や(←これだけは北西スペインだけど)、ジェロニモス修道院、コインブラ大学の図書館など、他にも広角レンズの活躍する場所は多そう。
しかしこの2年の間、ボクは一眼レフを持ち歩くことを止めてほとんどの写真をコンパクトなX-10で撮ってきた。さらに旅行などの場合、特に相手が音楽だったり、遊覧船からの眺めだったりした場合は圧倒的にビデオカメラが楽しいことも知った。ということはコンパクトなX-10とビデオカメラは持って行きたい。
じゃあ、超広角はどうするのだ。そんな画角は諦めるのか。それともこのデカいレンズを重い一眼レフに着けて、これも持ち歩くのか。むむむむ、その姿を想像するとかなりカッコ悪いというかスッキリしない。
てなことを今日のバイト先で話していたら、写真屋さんが「コンパクトカメラ用のワイドコンバージョンレンズを着ければ」というハナシをしてくれて、それだ!と一気にアイデアが固まった。そうだそうだ、そうしよう。帰ってから早速ネットで探してみよう、、、、。
ここまでは良かった。でもどういうことだろう、調べてみたら、このフジのX-10のフィルター径は40.3mmというとても変則的なもので、はっきりいってそんなサイズの口径は他に見当たらないのだった。ということは当然、装着できるワイドコンバージョンレンズも皆無なのだった。な〜〜〜んだ、ガッカリだなあ。
ということで、やっぱり一眼レフとこの巨大なレンズを持っていくかどうかで悩んでいる今夜なのだ。むむむむむむむむむむ、どうしよ?