by X10
母の日の今日は日曜日でもあるので、いつものように母を誘ってフレンチランチ。父が亡くなってからは日曜日の外で食べるランチをボクが付き合っているのだけど、その母は今やすっかり洋食好みと化している。母いわく、和食は洋食のような凝った料理法が出てこない、からだそうだ。まあ、確かに新鮮な素材が売りという料理の場合は、料理法はアッサリになってしまうのだろう。簡単に言えば刺身に天ぷらとかね。それはともかく、美味しいものを食べることが大好きという母のDNAは確実に受け継がれているようだ。
今日久しぶりに行った店は、伊勢では老舗の部類に入るフレンチレストランで、昼時のテーブルは満席。母の日と関係あるのかと思いきや、誕生日を祝う家族グループが2組と、あとは普通の2.3人連れだった。しかし約20名いる客の中で男性はボクと小学生君が一人だけ。これって女性パワーがスゴイのか、フレンチランチを苦手とする男性が多いのか。イタリアンレストランならもう少し男性もいると思うけど。
伊勢志摩特有のことなのかと思うが、どこのレストランでも値段の高いコースなどには、アワビや伊勢エビ、松坂牛、などという素材名がメニューに並ぶことが多い。でも逆に言うと伊勢育ちの地元民には、それらの素材にはあまり有り難味を感じられない。
ボクの場合もそうで、アワビよりはサザエ、伊勢エビより手長エビ、松阪牛もいいけど美味しいポークやチキンやラムも捨てがたい、という好みだったりする。
しかしこんなリッチな昼だった反動か、今日の夕食は自力で、というお達しがあり、歩いて数分のスーパーで出来合いの<季節の野菜天丼¥398>を買ってきて食べた。でもこれも美味しいのだ。