*** テキトー絵日記 ***

2013/06/21(金)

ポルトガル旅行6日目

ユーラシア大陸最西端のロカ岬 by X10

旅行6日目、観光は今日が最終日。午前中はリスボンの市内観光で、ベレンの塔や発見のモニュメントなど海に面した記念碑的なところを回る。今までと違って世界中からの大勢の観光客で賑わっているところで、でもまああまり感動するようなものはない。


むしろ沖合のNATO軍の空母が気になる


発見のモニュメント


市内が絵になる

次に訪れたのが、上記した海沿いのモニュメントと線路を挟んで反対側に建つジェロニモス修道院。もちろんこれもポルトガルが誇る世界遺産の1つで、マヌエル様式の最高傑作とされる建物だ。なにしろ建設着手から完成まで300年もかかっているのだから気の長いハナシだ。よくガウディのサグラダ・ファミリア教会の建設がいったいどれほどの期間が掛かるのかというハナシになったりするが、元々、彼の地の石組み建設は完成まで数百年かかることはそんなに珍しいことではないようだ。


素晴らしい!交差ヴォールトが見事なジェロニモス修道院のサンタマリア教会
この美しい曲線が全て石組みの建設で出来ているとはねえ。

市内観光を終えたあとはテージョ川に面したレストランで名物のバカリャウ(タラ料理)を頂いた。やっぱり都会に来ると味付けも繊細になるのか、まったく塩っぱいというようなこともなく美味しく頂けた。


川沿いのレストランエリアからの眺め

さて午後は30kmほど離れた山あいの避暑地といった感のあるシントラに向かった。ここはかつて王侯貴族たちが避暑地として過ごしたところで、ここの観光目玉はかつての王宮だ。これも世界遺産の建物で、今まで教会や修道院が続いたあとなので王様の住まいを拝見するのは新鮮だった。


王宮内の1室

ここを観たあとは西へ10kmほどシントラ山中を移動するのだけど、その車窓からの景色は自分が自転車で日本のどこかの峠越えをしてるような気分だった。そのくらい周りの植生が日本と似ている。

しばらくして山中を抜け小さな村を通過して、やがてユーラシア大陸の最西端、ロカ岬へ到着した。岬の最西端部分には有名なセリフを彫り込んだモニュメントがあるだけで、むしろそのやや手前の灯台の方が絵になる。しかしここでの北風は半端ではなく飛ばされそうになった(チョット大げさ)。でもボクは見ちゃったのだけど、白人のお嬢さんがフレアのミニワンピを着てカップルでここに来ていて、そんな格好だから風にあおられてエラいことになっていた。可愛かったけど(^^)。

これで今回の旅行の観光はおしまい。いったんホテルに戻り、しばらく後にバスに乗ってファドのディナーショーに出かけた。


芝居仕立ての2ndステージはカルメン風のおねいさん

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