再びラウンジデュオ by X10
先週に引き続き今週も某ホテルでのラウンジ演奏に参加してきた。選曲も先週とは全て違うものにしたのだけど、なんといっても一番違うのはサックスのマウスピースがラバーのトーンエッジに替わったということ。ラバー系のマウスピースを吹くのは何年ぶりだろう、、20年ぶりぐらいかな。というかテナーでラバー系のマウスピースを使うのはこれが初めてで、以前ラバーのマウスピースを使っていたのはアルトサックスでだった。
なのでいきなり本番で使って大丈夫かなという危惧はあったのだけど、実際のところは何の違和感もなくスムーズに鳴らすことができた。ただ、このマウスピースだとかなり抜いて差さないとピッチが上がりすぎてしまう。かなり抜いた位置で、もうこれ以上は抜けてしまうというような位置で、442Hzがぎりぎりセーフだった。なのでもし440Hzを基準にしているチューニングだと完全にアウトになってしまう。
さて演奏の方は、まあマウスピースが替わったからといって特段なにか変わった様子もなく、言ってみればいつもの調子なのだけど、強いていえばもうちょっと厚みのあるリードでもいいかもしれない。デイブガーデラになってから、かなり薄いリードに変えていたのだけど、このまま薄いリードを使い続けるかどうかはもうちょっと研究の必要があるな。
今日のお客さんの中に、以前、呼び屋さん(プロモーター)をやってたことがあるという人がいて、お好みはやっぱりジャズだそうだ。それもかなりバリバリのジャズがお好きなようで、コルトレーンなんてことをおっしゃる。あなたもやっぱりそうでしょ?みたいなことを言われたが、、そんなご無体な(^^ゞ。。。。確かに40年前は好きでしたけどね。