水泡が涼しげだ by X10
毎週月曜日はベタの水槽の水を取り替えることにしている。ネットで調べたらベタの寿命は2年程度ということなのだけど、我が家のベタは買ってからすでに2年を過ぎているので、彼が2歳以上であるのは間違いない。若い時は綺麗なブルーだったのだけど、最近は色が褪せたというのか、以前ほどにはブルーでなくなってきたし、ベタ特有の体のヒラヒラした部分もなんだかしぼんできているように見える。さらにもともと水底でじっとしていることが多いのだけど、最近は体を倒したままでピクリとも動かなかったりするので、これは死んだのかと思って見ているとやがてノロノロと動き出したりする。う〜ん、やっぱり高齢になってきたということなんだろうか。
大きな水槽のほうで飼っていたというか、最後まで生きていた金魚は6月のポルトガル旅行中に死んだ。世話を頼んでいたジュニアの話によると、ある朝見たら死んでいたというもので、こっちは水槽を飛び出すくらいの勢いがあったからガラスにぶつかった事故死じゃないかと思っている。なにしろ元はといえばグッピーと一緒に飼っていて、グッピーより一回り大きい程度だったのが、今や小鯛くらいのサイズになっていたからよく成長したものだ。
大きく成長して年中元気だった金魚のほうが先に亡くなり、買った時からサイズがほとんど変わらず、寿命といわれる2年を過ぎたベタのほうが今も生きている。なんだか穏やかなほうが長生きするというハナシのようだな。