by X10
お友達からスペイン旅行の土産にパエリアの素というかソースというかを貰ったので作ってみることにした。頂いたのは2種類で、一つはPaella
marinera、つまり魚介のパエリヤでこれは日本でも馴染みのあるパエリヤだ。普通レストランでパエリヤというと黙っていてもこの魚介のパエリヤが出てくる。
もうひとつのほうはバレンシアのパエリヤで、これは別名、山の幸パエリヤ。実はパエリヤというのはこっちがオリジナルなんだそうだ。知らなかった。なので今日はこっちのパエリヤに挑戦する。まず材料だけど、スペイン語のレシピによると鶏1/2とウサギ1/2とある。わーーやっぱりスペインだなあ。いきなりウサギときたか。でもウサギの肉なんて売ってないし、ここはチキン一本で行くことにする。
スペイン語レシピのほうはパエリヤの素と塩以外には調味料を使うなとあって、チキンも特に味付けが書いてなかったのだけど、その辺はちょっと気を利かして塩コショウと軽く小麦粉をまぶして弱火でカリカリになるまで時間を掛けて焼いておいた。トマトはちょうど家にあった水煮のホールトマトを使った。他にはキヌサヤとパプリカ。
まずはオリーブオイルにニンニクの香りをつけてタマネギのみじん切りを炒める。野菜類は別にラップでくるんで電子レンジでチンしておいたので、ここではいきなり無洗米を2合入れて水を加える。レシピでは米と同量の水ということになっていたが、もっと多いほうが適量のようだ。それからお土産のPaella
Valenciaを入れて混ぜるのだけど、ここでこの分包の量がよくワカラナイ。どうも米600g用らしいのだけど、それだと4合になるから今日の場合は半分でいいわけだ。
和風の炊き方だけど日本のコメなので蓋をして20分ほど炊いてから具材を投入し、さらに10分ほど蒸してから最後にオコゲが出来るように、水分の減り具合をみながら火力を調整するのだけど、この鍋の底のほうが焦げているかどうかはなかなか判断しづらい。ゴハンは芯が残っては美味しくないけどパエリヤなのでパリっと仕上げたい。火加減がキモのようだ。最後にレモンをたくさん並べてから
ボナペティ〜!