by WS80
今日は伊勢市内の町別奉献団の白石持ち最終日で、最終日の最終組が我が町となった。先月参加したのは内宮への奉納で、今日のは外宮への奉納行事となる。ちなみに伊勢神宮とはこの外宮と内宮の二組をワンセットで神宮という。古くは外宮が栄えて内宮は山奥気分だったのだとか。今は「おはらい町」や赤福がリードする「おかげ横丁」のおかげで内宮が圧倒的に人気スポットとなっているが、近年この外宮の人気が膨らみつつあって、外宮参道付近に新しい店のオープンが相次いでいる。
今日は母とその姉妹(姉と妹)、ボクを入れて4人で参加したのだけど、この長い綱を引く途中で一番高齢の叔母が倒れた。というと大げさで、途中の綱を振り回すときにツマヅイてコケた。その時お尻からペタンとコケたのだけど、その次に後ろにアタマが倒れて道路でゴツンとやった。(見ていた人のハナシ)
さあタイヘン、なにしろ84歳で足腰も弱いため、なにより本人がビックリしてしまって半ばショック状態。すぐに奉曳団の救護班が来て見てもらって、なんともなさそうだが一応念の為に病院でCT検査してもらえということになり、おまわりさんに頼んで救急車を手配してもらい、叔母(母の姉)に叔母(母の妹)が付き添って救急病院へ。
ボクと母はなんとか最後の白石奉納まで行事に参加出来たのだけど、母は姉のことが気がかりで心ここにあらずの様子。行事も終了して帰り際に付き添った叔母から連絡があり、検査の結果はなんともなく無事に自宅に帰れたとのことで、やっと母も元気になり、いつもの駅のレストランで食事をしているところに付き添っていた叔母(妹)も合流して、最後は今日はタイヘンだったねえとハナシに花が咲いた。
今日、ボクが母に言ったのは「誰が悪いのかという犯人探しを止めよう」「結果が分からないうちから悪い方へ想像力を働かせるのも止めよう」「そんなに人生を怖がって生きるのも止めよう」だった。トラブルの時こそ、人の真価が問われるものね。