空はすっかり秋の夕焼け雲 by X10
いつものバイト帰りにたかけん2号のタイヤがパンクした。特になにかを踏んだとか当たったとかいう訳でもないのになあとタイヤを見たらサイド部が裂けていた。取り敢えずスペアタイヤに交換して帰り道の途中にあるディーラーへ寄ってタイヤ交換を依頼した。そしたらサービスマンいわく、他のタイヤも弱っているようだから4本とも交換したほうがいいと言う。そりゃま商売だから、、という気もしたが、パンクの原因が何かを踏んだとかではなく「どうやら自然劣化のようですね」というではないか。
え゛〜〜!たった2万キロで自然劣化ぁぁぁぁ?と驚いたボクにサービスマン氏「タイヤが風邪引いてると言いましょうか、、」へ?風邪ぇぇぇぇぇ〜?「まあ条件次第ではそういうことも、ゴニョゴニョゴニョ」ふ〜ん?でもま、とにかくそういうことならサッサと4本とも交換しない手はない。注文したタイヤは明日入るというのでいったん帰ってきたが、新車時から付いていたタイヤはブリジストンですよ。ブリジストン!確かに一流ブランドだけど、新車時用としてメーカーには安く卸しているタイヤなんじゃなかろうかと疑ってしまった。
まあどこのメーカーものでも工業製品なら当たり外れがあることは理解できる。かつては録音といえばカセットテープだった。それも音にはこだわったので流行りのラジカセとかではなく、一応はまともなコンポ型のカセットデッキを使っていた。音楽が趣味ということもありFMのエアーチェックなどでずいぶん沢山のカセットテープを消費した。するとテープ巻取りに関するトラブルには何度も出くわしたものだ。安物はモチロンのこと有名ブランドでもあった。
当時、比較的高かったのはSONYのテープで、やっぱり高いだけのことはあると信頼していたのだけど、ある時に大事な録音がこのソニーのテープでパアになったことがある。それ以来、どこの一流品であろうと外れの製品に当たることはあるものだと思うようになった。なので今回もそれだと思いたい。なにしろブリジストンだものねえ。