スパニッシュ風な敦賀高校 by X10
さて先週に引き続き今日も第33回近畿高等学校総合文化祭。今週伊勢で行われたのはマーチングバンド・バトントワリング部門で、近畿地方から17の選抜されたチームによる演技だった。各校とも凝った演出や整ったチームプレイを見せてくれて素晴らしいのだけど、ボクの感想も書いておこう。
各校ともに、こういった全国大会に過去何度も出場しているようなのだけど、こうなると選曲のセンスとか曲の構成、はたまた曲間も含めての全体の構成が重要なポイントとなりそう。
選曲で言うと、そりゃピアソラのほうが「さくらさくら」よりはよっぽどモダンな印象になるし、いまさら「YMCA」で盛り上がろうというのもどうかと思う。今の高校生が「YMCA」を知っているとも思えないので、これは明らかに指導者の古びたセンスじゃないか。
ユニフォームもなかなか手が込んでいるのだけど、一校だけ黒のスタッフジャンパーみたいなところがあったけど、あれは見た目で大いに損をしている。こういったパフォーマンスでは見た目をもっと重視しないといけない。
とまあ勝手なことを書いているが、やっぱりマーチングバンドは全員が持って歩ける楽器でマーチを演奏してもらいたい。内容を凝るあまり全員ではマーチできないような編成のバンドが多かったが、和歌山県の星林高校のマーチングは原点に立ち戻って素晴らしい内容だった。拍手