*** テキトー絵日記 ***

2014/01/04(土)

ニューイヤーコンサート2014

by K-01 with DA21mm

今年もやってきましたニューイヤーコンサート。今年は本場ウィーンの楽団ではなく新日本フィルで指揮は広上淳一、ゲストにソプラノの安井陽子という内容。このニューイヤーコンサートにはここ数年、毎年聴きに出かけていたのだけど、いつもは楽団は違ってもそれぞれがウィーンからのオーケストラだったので、今年の日本の交響楽団とどう違うのか、違わないのかが楽しみのひとつでもあった。

まず端的に違うのは楽団員の人数で、今回の新日本フィルは楽団員だけで78名。昨年や一昨年のウィンナー系オーケストラの3倍くらいいるんじゃないか。コントラバスだけでも7人もいる。こんなに要るかなあと思ってしまった。演目はニューイヤーコンサートらしくヨハン・シュトラウスのウィンナーワルツでまとめてあったが、彼らが本領を発揮したのはウィンナーワルツというよりプログラム最後のボロディンの「だったん人の踊り」のほうだったようだ。つまり良く言えば力強く、悪く言えば軽やかさがない。これは一緒に行った友人とも話したのだけど、軽やかさを表出するのは力強さを聴かせるよりもよっぽど難しいということだろう。特にこれだけの団員数がひとつにまとまって羽のように軽く優雅なサウンドを響かせるのは並大抵のことではない。

とまあ批評するのは置いといて、やっぱりお正月に聴くドナウや、お約束のラデツキー行進曲は寿ぐ王道の一つでありますなあ。しかしボクには今日は居ないはずのバレエダンサー達が見えたりもしたのだ。ホントだよ。

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