by K-01 with 21mm
雨が降った。おかげで乾燥注意報は解除になった。雨といえば今回のインドネシア旅行は雨期の真っ最中で、それも一番雨が多いとされる1月なのだった。なのでカッパと傘はしっかり持っていったのだけど、実は両方とも一度も使うことは無かった。
もちろん雨期なので全く雨が降らない日が4日も続いたわけではない。それどころか、ほぼ毎日ちゃんと雨は降ったのだけど、それが全て夜中や明け方だったり、バスの移動中だったり、はたまたレストランで食事中だったりと、結局このために買った旅行用の折り畳み傘は一度も開くことなく持ち帰ることになった。
南半球の雨期に降る雨はとても激しくて、傘などさしていられないと聞いていたので、ツアー同行客のなかにはちょっとくらいその雨というのを経験してみたい、などという大胆な意見まで出たほどだ。
彼の国の今年の雨は地域によってはとても酷いもののようで、北部の島や、ジャワ島でも首都のジャカルタなどでは市内が洪水になって道路が満足に通れなくなっているということだった。ジャカルタから数百キロ離れたジョグジャカルタでもボクたちが空港へ向かう時には雨で道路が冠水状態になり大渋滞を引き起こしていた。確かに降る雨も強いのだろうけど、基本的に道路端に側溝を作っておかないという構造上の問題もあるように思えた。それとも赤道直下の国では排水を考えるより蒸発を待つほうが早かったりするのかな？
