ｂｙ X10 with wide converter
朝起きて、新聞を読みながら朝食を摂っていたら「三多気の桜が今見ごろ」という記事が目に入った。へえ、今ごろねえ、と思いつつ、そういえば山桜系は普通はソメイヨシノが終わってからが見頃になるという先日聞いたハナシを思い出した。そうだ三多気へ行こう。
特にここへ行きたかったわけではないのだけど、なんとなく新聞記事にノセられてという気分で、まあ今日の天気もお出かけ日和だしね。しかしそもそもこの三多気がどこにあるのかさえ知らない。調べてみたら美杉の奈良県境方面ということがわかった。そうか曽爾高原の手前か。
念のためカーナビで案内してもらったら、やっぱり仁柿峠をルート選択する。あの峠は狭いよ。自転車なら楽しい峠越えだけど、車だと結構キビシイ。対向で通れない場所が続くしね。ということでルート案内は無視し続けて伊勢中川駅前経由の名松線沿いで行くことにした。
田舎道ゆえなのか、結構時間が掛かって現地到着は昼前。しかも平日にかかわらず大勢の人とクルマで大渋滞。やっぱり新聞で見てその気になった人が多いのだろうか。京都ナンバーの観光バスまでもが来ていたが、京都のほうが桜名所の本場じゃないの？
いちおうこの桜名所の定番ポイントはここ（今日の写真）なのでボクも押さえておいたが、まあ、ナンですね、そんなに言うほどの名所かなあというのが正直な感想。一応、山頂の真福寺まで登りましたがね。
帰りにはせっかくなのでスリリングな仁柿峠を通って大幅ショートカット。確かに山の南面は自転車だったら楽しめそうな峠路が続いているが、逆にこれだけクルマが通るとなるとあんまり楽しくないかも。なにしろ道幅は狭いので中途半端に通行量があると危ないこともある。しかし前にここを登ったのはいつだったのだろうと調べてみたら７年前のことだった（200708/05）。いまだとあの頃の体力はもう無いだろうなあ。
