*** テキトー絵日記 ***

2014/08/01(金)

ウィンドチャイム再生記

by K-01 with 50mm

数年前に買ってずうっと軒下に吊るしていたウィンドチャイムが、とうとう今年の春頃、バラバラになって落下していた。なかなか涼やかな透明感のある音色で、とても気に入っていたので、似たものはないかと折を見ては代わりを探していたのだけど、デザインも含め音色の気に入るものはなかった。それに結構な値段がすることにも驚いた。

しかしどこにもないのならこのバラバラになったチャイムを自己流で再生してみようと思い立ち、ホームセンターに代用パーツを探しに出た。元からあった部品は円形の木製大小二組で、それに写真の木の葉形のオモリがポリエステルのリリアン糸でぶら下げてあった。だからなにかそういうぶら下げる土台のようなパーツはないかと。ところがやっぱりそんなに都合よく代わりの部品が見つからない。

だいたいぶら下げてあったリリアン糸、これが売ってない。なのでなにか代用になる糸の類は無いかと探したのだけど、外に吊り下げておくつもりだから綿や麻では困る。ポリエステルとかの濡れても大丈夫な水分に強いもの、、、水分ねえ、、、ピン!、、、じゃあ釣り糸なら良かろうと思いつきテグス糸を買おうとしたのだけど、ホームセンターで売ってるものは巻きの量が有り過ぎ。そんなに要らないんだってば。釣り上げ部を二重にしたとしても全部で2mも要らないくらい。

百均なら少量で売ってるかなと探したが見つからない。店員さんに聞いたら「アクセサリー補修部品」というところに置いてあった。しかも確かに少量だ。よしよし、これで糸はなんとかなったが木製の土台パーツはどうしようかと再びホームセンターをウロウロする。なんでもいいのだ、出来たらいっぱい穴が空いていてCDサイズくらいのものはないか?とあっちこっち覗いているうちに職人さん御用達コーナーになって、なんのための部品か分からないが、ほぼそれに近い薄い鉄板を発見した。ただし円形ではなく矩形なのだけど、まあそれでもいいだろう。

てなことで軒下の植え込みの中に春先から落ちていた部品を探し出し、なんとか原型に近い形で再生させたのがこのチャイムなのだった。テグスのぶら下げ作業に案外手間取ったけれど、風が来ると涼しそうな良い音がするので手間をかけたかいがあった。

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