日暮れた後 by G1X Mk2
今朝、買い出しを頼まれてスーパーまで出たのだけど、ガソリンが残り5リッターマークになっているので給油していこうと馴染みのスタンドに寄った。たかけん1号はハイオクなので出光カードに入金をしてから給油を済ませ、さて、おっと給油口の蓋をしなくっちゃと持った財布をクルマの屋根に置いた。スマートの屋根後部は水平なのだ。しかもここだけ黒い。ついでにボクの財布も黒だ。
そう、もうお分かりだと思うが、そのまま走り出たのだ。しかも目的地はそこから数分先。到着してから気がついて折り返したのだけど財布はどこにも見当たらず。わあ、参ったなあ。人生初の財布落としもの事件だ。事故だ。あれ?どっちだ?
とにかくクレジットだけは止めてもらわないといけないので使っていた2社に連絡を取って紛失の手続きを済ませた。それから念の為に警察にも電話で遺失物の届けをした。他になにか大事なものが入ってなかったかなあ?免許証や保険証は入っていなかったし、カード類の多くはどこかの店のポイントカードとかその手の類。あとは診察券とか図書カードとか、、、むむむむ、なにが入っていたか正確に言えないぞ。
買い物に行くつもりだったのでもちろん現金は入っていて1万5千円ちょっと。出光カードの残高が2千円ほど。金目のものはこのくらい。そんなに大金ではないが初めて財布を無くしたという出来事が悲しいしショックだ。
しかしそれにしても不思議なのは財布のことで、実はこの無くした財布は10年ほど使っていたもので、先日からファスナーの調子が悪くなっていて、もうそろそろ買い替え時期かなあと、新しい財布を吟味していたところだったのだ。でも革の長財布って案外お高くて、なので買うのをちょっと躊躇していたのだけど、今朝の出来事のお陰で目をつけていた財布を買うことになった。きっとこれは神様が「なにをためらっておるのだ、サッサと買わんか」と言って背中を押してくれたのだということにしておこう。