秋雨前線 by G1X Mk2
木曜日なのでいつものように母を気功教室へ送り、迎えに行くまでの時間を図書館で過ごした。もし雨が振ってなかったらこの間を利用して外でアコーディオンの練習をするところなのだけど、雨が降っていてはそれも出来ない。そこで図書館となるのだけど、考えてみれば図書館に来たのはずいぶん久しぶりだ。たぶん2ヶ月は来てなかったと思う。
図書館では目を通してなかった写真月刊誌をじっくり読む。今月号はもちろんバックナンバーも、と思ったがどういう訳か先月号が無い。そこでまあ見たかどうだか記憶の薄れている7月号も読み始めた。というか読むには読むのだけど、ボクの場合は写真月刊誌は写真を見るもののようで、途中のある写真を見て、あ、これはすでに見ているぞ、と気がついた。
するとそのページ以前に掲載されていた写真は以前にも見ているはずなのにボクの記憶には残ってない写真ということだ。じゃあ反対に、あ、これは見たとハッキリ記憶のある写真は、なにかよほどのインパクトがあるとか、あるいは自分が気に入っている写真だと言えそう。
じゃあそれは何かと言うと、なぎら健壱氏の撮った下町の階段の写真だった。パリの下町の階段風景というのは良く絵画にも出てくるが、東京下町の階段もなかなか風情があるのだな。といってもパリのような洒落っ気とは無縁なのだけど。