*** テキトー絵日記 ***

2014/09/23 (火)

チュニジア旅行三日目

ベルベル人の穴倉式住居入り口 by G1X MkU

朝8時にホテルを出てスースの世界遺産、メディナの観光に出た。しかし朝8時ではほとんどの店がまだ開店準備中。ただ肉や魚の市場は活気があって珍しくも面白かった。魚の並べ方や、すべて皮を剥いてグリルするだけになってなっているのが珍しい光景だった。珍しいといえば肉屋さんの裏手に停めてあった荷車には牛の首がそっくり転がっていたのが、なかなか刺激的な景色ではあった。


スースのメディナにて

その後、バスは地中海沿いに400km南下して砂漠地方へ向かった。この南下する街道沿いの道筋にはスペインで見たようなオリーブ畑が延々と続くのだけど、スペインとの大きな違いはチュニジアの道路沿いはゴミだらけということだ。どうもこの国の人たちはゴミを処分する概念が乏しいようで、ゴミは人のいないところに放っていくもののようだ。この景色を見た日本人は必ず驚いて質問する、と現地ガイドが言っていた。

ちなみにチュニジアは世界第4位のオリーブ生産国だそうだ。1位はスペイン、2位イタリア、3位ギリシャ、に続くとのこと。またイスラム国ではあるが旧宗主国フランスの関係で19世紀以降はワイン作りも盛んになり、現在はチュニジアワインとして有名な存在になっている。


1DTで触らせてあげるよ〜っていう商売

さて単調な景色が延々と続いた移動の後、ようやくマトマタという砂漠地方への入り口のような町に着いた。ここはスターウォーズのロケ地として有名で、ベルベル人の穴倉式地下住居を改造したホテル(ここがエピソード4で撮影に使われた)や、実際に現在も人が住んでいる穴倉式のお宅などを拝見したりした。(タイトル写真)


お宅拝見中

そしていよいよ砂漠の入り口の町、ドゥーズに到着した。今日は夕食までに時間があったのでプールで泳いでみたが、なんと、これは海水か?と思うくらい水がしょっぱい。しかもこれはプールだけではなくて部屋の水道水も同様だった。ということはここの水道水は地下水の汲み上げなのかな。砂漠地方なので塩湖の関係もあるのかもしれない。それにしても蛇口から出る水がこんなに塩っ辛いのは初めてだ。同行のツアー客のお嬢さんなどはシャンプー用にミネラルウォーターを買っていたほどだ。


塩っ辛い淡水プール

食後はホテルから歩いて数百メートルほどの明かりのない場所まで星を見に行ったが、確かに普段見るよりは遙かに多い星が見えたが、某ガイドブックに出てるという「満天の星空」とまでは言えなかった。

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