雨上がりのご近所 by G1X Mk2
たかけん1号(別名スマート)が不調になった。症状はアクセルを踏み込んでも吹き上がらないというもの。歴代のスマートにはいろいろあるが、愛車の平成14年車は排気量が600cc未満で軽規格の6速ターボ仕様なのでギアの各段階で吹き上がってくれないとキビキビ走るなんていうのは全然無理だ。
幸い、伊勢のディーラーまでは遠くないのでソロリソロリとダマしながら運転して行った。なにしろ最初のうちはせいぜいが時速20km、アクセルペダルをベタ踏みしてこの状態だ。これで自然にスピードが乗ってくるのを待って手動でギアを上げていくと最後の方ではどうにか50kmくらいにはなる。がしかしいったん信号とかで止まってしまうとまた最初からやり直しとなる。
どうにかディーラーまで辿り着いて状況を見てもらったら、2年前に陥ってセンサー不良でアクセルペダルを交換した時のことが一因となっているらしかった。スマートはよくいえばオール電子/電気制御なので、その時にプログラムに緊急回避するような内容がセットされたようで、それが今回の原因なのだった。修理はそのプログラムを削除するだけで復旧した。
ではその緊急回避はなぜ起こったかというと、フロントガラスや後ろの三角窓のシーリングが経年劣化で痩せてきて、そこから少しずつ雨が入り、それが床のカーペット下にたまってそれが電気回路に影響を及ぼしているようだった。「多いんですよねえ、このスマートKはこれが」という整備士さんの言葉通り、確かに以前よりは雨漏りが増えているのを実感していた。
とりあえず即日で出来るという後ろの三角窓のシーリングだけやり直してもらって様子を見ることにした。本当ならばフロントガラスも外してシーリングをし直せばいいのだろうけど、手間暇金額を考えると大事になりそうなのでこのままで様子を見る。
で帰ってから車体を見ていたら、そうか屋根というかひさしというかがあればいいんじゃないかと思い始めた。でもこんな狭いところにミニカーポートみたいなものが作れるかなあ???