*** テキトー絵日記 ***

2014/11/02 (日)

クラシックを鑑賞してきた

by G1X Mk2

クラシックコンサートに行ってきた。お題はズービン・メータ指揮、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団が演じるシューベルトとチャイコフスキー。

クラシックは素人同然のボクの感想。まずはシューベルト、交響曲第六番。早世のシューベルトが21歳の時に書いた作品ということなので、天才とはいえ若者の作品ではある。計算してみると1818年になるので、それはどんな年かとググってみると、文政元年、江戸幕府200年、きよしこの夜が初演された年、チリがスペインから独立した年、伊能忠敬が亡くなった年、などが出た。ふむ、あまりピンと来ないな。

じゃあ肝心の音楽のほうはどうなんだ、ということでズバリ感想。単純なモチーフをしつこく繰り返していて響きが単純で面白く無い。ヤヤこしければいいというものでないのは充分承知しているが、長調音階を手を変え品を変えて上がったり下がったりするのを聴くのは退屈だ。

休憩を挟んで後半はチャイコフスキーの交響曲第5番。こちらは1888年の作曲なのでシューベルトの6番よりも70年も後のことになる。和暦で言うと明治21年なので、そりゃあシューベルトよりもうんとモダンな作風になるのは当然だろう。おまけにロシアならではの国民楽派というか、スラブの血というかを色濃く反映しているのでローカル色も豊か。早いハナシが北国の短調なメロディを主題としているから、我ら日本人にも受け入れやすい。ドンだんドンだんドンだんドンだん(←ティンパニ)、、、ふ〜む、つまりチャイコフスキーの意味は北島サブちゃんと同じなんだな。

アンコール曲は2曲で、まずはストラヴィンスキーの「サーカスのポルカ」、でも正式なタイトルは「若い象のためのサーカス・ポルカ」というらしい。滅多に取り上げられない作品なのだそうで、ボクは冗談かと思った。いやホント。

アンコールの2曲めは弦楽だけで演じられる「カヴァレリア・ルスティカーナ」。これは週末バイトの式場で聖歌隊が歌っているのを毎週のように聞いているので実に馴染みがある。あり過ぎるほどだ。


こちらはリッカルド・ムーティ指揮のもの

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