by G1X Mk2
前から観たいと思っていた映画「フューリー」が今日封切りになったのでさっそくこれを観てきた。内容については事前にあまり調べないようにしているので、この映画ではドイツ軍戦車のティーガーの実車がつかわれていることとか、一台の戦車とクルーが数百人の敵と戦う、くらいのことしか知らなかった。
今日は全国公開の初日とあって平日の昼間にもかかわらず結構な人が入っていたが、やはり戦争映画ゆえか男性が多いのと、あまり若い人の姿は見なかった。まあ平日ですからね。
肝心の映画だけど、今の撮影技術はスゴイもので、戦闘シーンの迫力は手に汗を握る。また期待していたドイツ軍戦車のティーガーは堂々たる迫力があってタンクマニアには必見と言っていいだろう。
ただねえ、ストーリーの展開というのがいかにものハリウッドで鼻につく。そりゃハリウッド映画なんだからハリウッド的なのは当たり前なんだろうが、これがどうにもねえ、あんな決断をする車長が優秀なわけないって。ああいうところで妙に浪花節なんだよなあ、あれってヒーロー願望の裏返しだろうか。
まあともかく、映しだされる画面はとても迫力のある戦闘映画ですので、あまり深読みはせずに戦場の苛酷さみたいなものを体験するにはいいかと思います。感動は、、しませんね。